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宮崎駿さんへのお手紙

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宮崎駿さま
初めておたよりさしあげます。

巨大ロボットのシーンが切ない「風の谷のナウシカ」に始まり、

飛行石がふわっと不思議な「天空のラピュタ」

豚のお父さんが印象的な「千と千尋の神隠し」

真っ黒黒助の「隣のトトロ」

そして迫りくる洪水と
海岸線を走っていくママの車との攻防が
或いは潜水艦での酸欠が
不安をかきたてる「崖の上のポニョ」

でもやっぱり一番好きなのは『隣のトトロ』

メイとさつきの家に続くガタガタ道、
周りの風景はもちろんのこと
私はあのお風呂にたまらない郷愁を
覚えてしまうのです。


もうそこには帰れないけど
監督が描く映像の中では
何度でも体験できます。


記憶とは何なのでしょうか?

大きくなってから、
かつて暮らした家や場所を
訪ねた時の喜びと失望は
目の前の景色に、記憶の景色を
重ねて探し歩くうちに
癒されていきますが
それは過去への逃避ではなく
トリップであり、
田舎から街へと向かう帰り道の
途中で車を運転しながら
或いはバスや電車にゆられながら
過去から現在の私へとつながる
物語をとりもどした自分に気づく。
だから元気になれる。

宮崎アニメは、知らず知らずの間に
記憶をたどり再び今へと戻ってくる
『きっかけの駅』のようなものなのかも知れない…

四歳になったばかりのムスメがね
毎朝、あるこーあるこーわたちはげんきい
と大声で歌うんです。保育園までの道を
歌いながら歩いてくんです。
そうすると出がけに機嫌が悪くても
元気になるんです。今日の私という物語を
どこかでつむいでいるのだと思います。
うちの子、言葉が遅く、イチゴをいちこと
しか発音できないんですけど、
ファンタジーの力で毎朝、イキイキしてます。

監督、有難うございます。

でもこれから、どんな景色の中、
何色の風に吹かれながら歩いて
行けばよいのでしょうか?
まだまだ私たちには時代を生き抜く
『本当の新しい物語』が必要だから…

またどこかで、かしこ

平成25年、10月吉日



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